2024年8月31日(土) 14:00
プリペアド・ピアノや内部奏法など、鍵盤を弾くにとどまらないピアノの奏法は、音楽の歴史とともにさまざまな探求が行われてきました。しかし日本では、ピアノの保全などの観点から、なかなか実際の演奏にふれたり、実践を通じて研鑽を積む機会に恵まれないのが現状です。
このシンポジウムでは、一般社団法人もんてん主催のプロジェクト「拡張奏法のすべて – 未来に受け継ぐピアノ音楽の実験 – 」を参照しつつ、調律師、研究者、作曲家やピアニストらをパネリストに迎え、拡張ピアノ奏法についての基礎的な知識や注意点をについて確認し、適切に実践し、鑑賞機会を増やしていくための前提条件について議論します。
登壇:
鐘ケ江織代(「拡張ピアノ奏法時におけるピアノガイドライン」ホールリサーチ部門メンバー)、楫 哲朗(調律師/河合楽器京都店)、坂田直樹(作曲家)、北爪裕道(作曲家)、深見まどか(ピアニスト)、ほか
司会:
柿沼敏江(音楽学者、京都市立芸術大学名誉教授、京都芸術センター運営委員)
京都芸術センター
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